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執筆者の写真Malaysiakosodetelabo

女性の意志で避妊ができるミレーナ(Mirena)の経験談【記載事項の訂正あり】

更新日:2022年3月1日

こんにちは!マレーシア子育てLABOのえりこです。


オンラインおしゃべりサロンで避妊方法についてお話しした回がありましたが、その時にIUS(Intrauterine System)と呼ばれている避妊方法についても話しました。昔はリングの形をしていたのでその名残があり、日本では避妊リングということもあるそうですが、現在、病院等ではミレーナ(Mirena)と商品名で呼ぶことが主流のようです。インターネットでもミレーナと検索した方が正確な情報が得られます。


今年の8月に私はマレーシアの病院でこのミレーナを装着しました。ミレーナはT字の形をした3センチほどの大きさの器具です。他にもマレーシアで装着した人の話を聞かせていただきましたが、装着時の超音波検査等も含めて、価格はRM1500-RM2000くらいでできるようです。


ミレーナの挿入は生理の終わり頃に行います。挿入自体は数分。私は生理痛に似た鈍痛を感じました。挿入前後に子宮の状態をチェックする超音波検査を行いました。挿入後半日くらいは下半身がだるい感じがするので、鎮痛剤を飲んで一日ゆっくり過ごしました。挿入後、不正出血もありました。

生理のように量が多いのは最初4日くらい。その後は量は少ないですが、ちょこちょこ出血があります。おりものに出血が混じっているという感じです。私の主治医のところでは、挿入後6週間後に一度検診、その後は1年に一度の検診でいいと言われました。


主治医からの話では、欧米の患者さんでは主流な避妊方法だそうです。日本人は避妊方法といえばコンドーム、またはピル。サロンでも話しましたし、友人にも聞きましたが、実際にミレーナを知らない人が多いのではという印象です。


日本ではマレーシアよりも頻繁に検診があります。月経困難症などの治療では保険適用がされますが、避妊としての使用では保険適用になりません。ミレーナの副作用や装着できない人もいるので、ご興味ある方は病院でよく聞いてみましょう。


私の個人的な感想でいうと、生理痛や排卵痛、その前後の頭痛などに悩まされ続けていたので、それがミレーナ装着で軽減されると思うと、それだけで心が軽く、装着してよかったなと思います。今のところ少量の不正出血や頭痛はありますが、だんだん症状はなくなっていくそうです。

ミレーナ装着で月経量が減り、月経困難症も改善するということを多くのクリニックがネット上でも書いています。そこで私は自然と月経困難症の症状の頭痛も軽減されていくと考えていましたが、ミレーナは排卵を止めるのではなく、子宮内膜を厚くしないようにして、受精卵の着床を防ぐというもので、月経量は減りますが、排卵自体は継続するため、ホルモンの変化も継続します。ミレーナでホルモンの変化によって発生する頭痛を軽減する効果はないという主治医からの説明を受けました。ネットなどの記事を読んで、私と同じように誤解する方もいるかと思いましたので、こちらで情報共有と記事の誤りに対して、お詫びと訂正をいたします。

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